脱毛コラム

市販されている脱毛マシンの効果や特長

市販されている脱毛マシンの効果や特長
公開日:2015/05/05 更新日:2022/07/15

 エステティックサロンのフラッシュ脱毛や、医療機関の医療レーザー脱毛のマシンを検討すると、必ず気になるのが、市販の脱毛マシンではないでしょうか?ミュゼプラチナムのように、脱毛回数無制限で1,000円以下のコースが存在していますが、サロンやクリニックで受けるよりも割安になるのではないか?とか、自宅でできるから手軽で良いのではないかと、家庭用の脱毛マシンが気になる人も少なくないと思われます。

 本コラムでは、家庭用脱毛マシンの特長やメリット、また、デメリットも含めて、脱毛後のトリートメントなど、包括的に補足していきます。


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家庭用脱毛器ってどうなの?




市販されている脱毛マシンって効果があるの?

 メリットと言えば、器具を買うだけで、自分で脱毛ができるという点が挙げられます。エステティックサロンではパーツによっては、数万円かかるかもしれない脱毛が、わずか2万円弱から10万円程度でできるというのですから、一見、お得であると考えがちですが、ここでデメリットの部分も考えてみます。

 この家庭用の最大のデメリットは、脱毛マシンとしての効果が医療機関はもとよりエステで使用されている脱毛マシンより出力が弱いという事です。つまり、効果が弱いということです。

 まず、電気針の脱毛マシンで検討してみますが、確かに毛乳頭を処理すれば、もう、そこから毛が生えてくる可能性は、かなり低くなりますが、それは針がうまく毛乳頭に当たって、うまく電流が流れての話です。一般の人では、まず毛穴に針を当てるのに、かなり苦労をされることでしょうし、毛乳頭の場所等も勘に頼らざるを得ない為に、確実な脱毛とは言い難いです。また、皮膚の中を電流が通るので、感電するような痛みを感じてしまいます。その痛みと刺激で手も震えるし、利き腕による処理ならともかく、利き腕の処理を反対の手で行うのは無理だと言ってもよいでしょう。最大の問題点は、皮膚に針を指すという点。針を皮膚に指すという行為は本来、医師または、看護師など医療機関従事者のみに認められている資格で、一般の人が行う事は違法行為になるのです。この問題については後程、詳細に説明しますが、法律以前に、衛生面でも極めて不安であることは声を大にして言っておきます。痛いだけで、脱毛の効果はほとんどなく、下手をすれば、針から細菌が侵入し、炎症を起こすことにもなりかねません。この方法は避けた方がよろしいでしょう。


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高周波脱毛器って何?

 市販されている脱毛マシンの中には、高周波脱毛器なるものがあります。その名の通り、高周波を毛根に当てて処理し、脱毛をするという触れ込みの機械ですが、どの程度の効果があるのでしょうか。

 家庭で使用できるという事は、すなわちそれほど、高周波が付かないという事です。皮膚の上から医療行為にならない程度の高周波、というより、これは、低周波に属します。それを当てても何ら効果はありません。

 この機械はローラーを皮膚の上で転がすので、結果として毛が起きて抜けやすくなったように見えるだけです。決して毛根から抜け落ちているのではない証拠に、この機械を使用した後、毛を引き抜くときに感じる痛み、が挙げられます。毛根が破壊されていれば、抜くときに痛みを感じることはありません。結局、脱毛が出来ていると見せかけているにすぎません。


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フラッシュ脱毛器

 市販されている脱毛マシンの中で、エステの脱毛マシンに最も近いのが、このフラッシュ脱毛のマシンです。エステで行われている脱毛の手法をご存知の方もいるかと思いますが、この手法は、脱毛したい皮膚の表面に脱毛マシンをかざして、光を発射させるだけの手軽さで、皮膚の色には反応しない光ですが、皮膚の下にある毛根に反応して、毛根を処理するものです。

 一見、手軽で確実性のある商品に見えますが、残念ながら、効果という点では、他の脱毛マシンと比較すれば、マシな方ですが、クリニックの脱毛マシンどころか、エステの脱毛マシンの効果にも及びません。

 トラブル回避の為に、一定の効果のあるマシンは、トラブル時の対応の問題もあり、エステや、クリニック、つまり業務用として卸していますが、市販されているマシンは、医師やサロンなどのプロの管理下に無いので、出力を弱めているので、確実に毛根にアプローチをすることはできないので、皮膚表面に近い所にある毛根なら効果はあるかもしれませんが、両ワキや、ビキニラインや、カミソリなどで自己処理を繰り返してしまって色が濃くなっているような黒い毛には、全くと言っていいほど、効果は期待できません。

 また、リスクと言う観点では、一般のサロンやクリニックでは、目に必ずゴーグルをして行います。しかしながら、市販されている商品にゴーグルが付いていない商品も多数あり、目に悪影響であることも否定できません。

 エステやクリニックでは、顔の脱毛だけではなく、目から見て届く範囲の処理に関しては、目をしっかり保護した上で処理をしますので、効果だけではなく、リスクの部分が大きいのでお勧めはできません。


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アフターケアの仕方

 自己処理の場合、脱毛後のケアが何より重要です。ケアのやり方は、脱毛法によって異なります。たとえば、抜くタイプの方法では、処理後に化粧水やローションなどを塗るのは禁物です。毛穴が開いているので、肌に加わる刺激が強すぎます。また、炎症を起こしやすいという問題もあります。そして、脱毛直後は何かとかさつきやすいものです。そういう時には、皮膚に水分を補給しなければなりませんが、処理した翌日以降にしておきましょう。除毛剤や脱色剤は化学薬品を皮膚に塗るわけですから、十分に洗い流すと共に、処理後の肌の手入れには十分、気を使ってください。

 いずれの方法も、炎症を起こす可能性を秘めています。腫れ、かぶれなど皮膚に異常が見えたら、その部分を清潔に保ち、刺激を与えないように気を付けてください。夏でしたら、直射日光も避けた方がよろしいでしょう。2日経っても症状に変わりが無い場合には、普段からの肌へのケア、正しい方法、きちんとしたアフターケアが欠かせません。脱毛してキレイになるつもりが、失敗して赤くなったり腫れあがったり、病気になったりでは洒落になりません。もし、自己処理方法で除毛ないし、脱毛をされた際は、気を付けて安全・確実に行ってください。


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自己脱毛失敗談

【失敗談】
  • 「カミソリで処理していたけど、カミソリ負けを起こしてしまい、肌がかさかさになった。」
  • 「テープで脱毛処理した後、赤くなって全然元に戻らない。」
  • 「電気脱毛を続けていたらだんだん毛穴が盛り上がってきた気がする。」
  • 「ワックスの後がかぶれてしまい、処理が続けられなくなってしまい、今、その部分はムダ毛だらけです。」
  • 「電気脱毛器を購入したけど、痛いので、全く使用していません。高い買い物だった。」
  • 「無謀にも顔の脱毛にワックスをしようしてみたけど、見事に赤く腫れ上がった。」
  • 「カミソリで背中の脱毛を鏡を見ながらやってみました。結果はご想像の通り、カミソリが横滑り。スパッと切ってしまいました。」
  • 「ビキニラインの処理をしたのはいいのですが、抜いた痕が、赤いボツボツになってしまって、帰って目立ってしまいました。」

 自己脱毛は手軽で簡単、費用はかかりません。しかし、お肌にとってはかなりのリスクを抱えています。

 肌荒れ、かぶれ、皮膚の赤みや色素沈着、埋没毛が皮膚をすけて黒々見えるほどなど、美しくなるための行為が反対に肌を汚してしまうケースが多々見られます。

 その点、レーザーならムダ毛処理と同時にお肌までキレイにしてくれます。



データでみる自己処理でのトラブル

以前、当サイトで実施したアンケートの結果です。投票数500件前後

肌荒れ 39%
剛毛化 25%
毛穴の目立ち 23%
かぶれ 10%
毛嚢炎 3%

 肌荒れ、かぶれなど皮膚そのものに異常を生じたケースが全体の半分、毛が太くなった、毛穴の目立ちなど毛そのものの問題も半数と分け合っています。いずれにしろ女性にとっては避けたい事態です。気楽にできるから、かえっておざなりになりがちな自己処理、こういったトラブルが実際に報告されています。

 特に肌のトラブルに集中していることを考えると、敏感肌の人や痛みに弱い人は、自己処理ではなく、ムダ毛が気になるようでしたら、エステサロンで行われている脱毛か、皮膚科、美容外科などのクリニックで行われているレーザー脱毛を検討した方がよろしいでしょう。

 また、カミソリなどの自己処理の結果、処理後の毛の輪切りが目立つようになり、合せて毛穴が目立つようになってしまった方には、特に推奨します。脱毛マシン自体が黒色に反応しやすい特徴があるので、脱毛の効果が分かりやすいでしょう。


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この記事を書いた人
ミキ

ミキ

元美容クリニックのカウンセラーです!現在OL。家族とまったり暮らしています。カウンセラー時代にお客様から聞いた悩みなどを元に、脱毛選びのポイントをまとめています。料金面も考慮して、おすすめの医療脱毛を紹介します!


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