脱毛コラム

「医療レーザー脱毛VSサロンでの脱毛」どちらがお得?

「医療レーザー脱毛VSサロンでの脱毛」どちらがお得?
公開日:2015/05/20 更新日:2022/07/15

 初めて脱毛を検討している人は、いつも、気になるのが、エステサロンで行われている光脱毛、別名フラッシュ脱毛にするか、美容外科、皮膚科、形成外科などの医療機関で行われている医療レーザー脱毛にするかと、悩みますよね。

一見、エステや脱毛サロンの脱毛の方が安いから、こっちにしようかなんて、考える人もいれば、医師がいて、効果も強そうだしといった安心感から、医療レーザー脱毛を選択する人もいることでしょう。

その差については、曖昧なまま、なんとなく、こっちに決めたという人が多いかと思います。その方の為に、初めての脱毛選びの参考になるように、エステや脱毛サロンでの脱毛と、医療機関で行われている医療レーザー脱毛の違いについてスポットを当てていきます。


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医療レーザー脱毛とエステ脱毛の比較




フラッシュ脱毛(光脱毛)

 フラッシュ脱毛とは、エステや脱毛サロンで従来のニードル脱毛に変わる新しい脱毛法として、近年人気になってきた脱毛方法で、短時間で施術が出来て費用が安いという事から現在、新しいエステや脱毛サロンが増えてきた原因にもなっている脱毛方法です。

従来のニードル脱毛は、別名、電気針脱毛と呼ばれており、毛穴に針を通して、その針先に、微弱な電流を流し込み、毛根を処理していく方法です。

この方法では、1本1本針を毛穴に通していかなくてはならないので、確実に処理できる反面、時間がかなりかかってしまうという問題点と、時間を要してしまう問題から派生する料金が異常に高額になってしまうという問題がありました。

その為、一般の人には脱毛は手の届かない商品になっていました。

 また、1本1本の毛穴に針を通していくので、熟練された腕を持っている担当者に巡り合うことが出来るかどうかも、重要なポイントでした。

 このフラッシュ脱毛は、この後説明する医療レーザー脱毛とスタートは同じです。医療機関で美容レーザーと呼ばれる施術がある事をご存知でしょうか?レーザーを使用して、色素沈着やシミと呼ばれる肌の色のトラブルや、シワやほうれい線のケアに使用しているレーザーがあるのですが、これらの処置を行っている際に、レーザーの光が、皮膚の色素に反応する仕組みだったのですが、それだけではなく、毛根に反応することが見つかる偶然があり、脱毛に使用できるのではないかと、レーザーの出力や照射する成分の研究を重ねた結果、現在のフラッシュ脱毛やレーザー脱毛の起源になりました。

 その為、脱毛マシンで照射することで、美肌や美白の肌が手に入ったといったような口コミが多いのもこの為です。

 サロンごとに使用している脱毛マシンに若干の差はありますが、基本的な脱毛できるロジックは同じです。まず、脱毛したい部分に対して、脱毛マシンをかざして、光を照射します。この光は、皮膚の肌色には、反応しない仕組みになっているので安心してください。

 毛根部分では、毛を成長させようと、「伸びる」という行為を繰り返していきます。毛根の中では、血管に走っている栄養を得るために、毛乳頭が結果にくっつき、栄養を吸い上げます。毛乳頭が吸い上げた栄養は、毛根内の毛母細胞をいう細胞に運ばれます。

 毛母細胞では、この受け取った栄養をベースに細胞分裂をします。しかもかなりの数の細胞分裂を行い、この細胞分裂の結果が、今見えている、伸びている毛になっていきます。よくテレビで、毛髪を顕微鏡などで拡大すると、まっすぐキレイに伸びているというよりは、薄い皮状の毛の細胞が折り重なって、上に伸びて行っていることを確認できるかと存じます。

 これは、細胞分裂を繰り返した結果である事を如実に表しています。

 この毛母細胞の細胞分裂の際に、黒色のメラニン色素を分泌します。黒髪の元と言えますね。この黒色のメラニン色素には、脱毛マシンから照射された光を吸収しやすいという特長があります。光を吸収したメラニン色素、つまり分泌元の毛母細胞は熱を持ち、この熱が毛母細胞を処理します。毛母細胞が処理されてしまえば、細胞分裂の元、つまり毛を伸ばす元と失う事になるので、結果として脱毛が成立するという事になります

 フラッシュ脱毛の特長としては、光を照射するだけで広範囲の毛根を処理できるという事で、短時間で脱毛が成立することで、ひいては、時間が短い事から、料金もかなり安価に抑えられるようになりました。また、毛穴に差し込むニードル脱毛と比較すれば、料金や短時間というメリットだけではなく、毛穴1つずつに差し込むような技術力も必要はなく、施術担当者によって効果が違うといった問題も少なく、毛穴に針を差し込み電流を流すといった痛みを感じる事もほとんどないので、現在の人気の脱毛法になっています。



医療レーザー脱毛は永久脱毛

 エステや脱毛サロンで行われているフラッシュ脱毛と、よく比較されているのが、医療レーザー脱毛です。冒頭でもお伝えしたように、医療レーザー脱毛は高いというイメージが先行しており、実際の効果などを考えることも少なかったと思われますが、実際にどういった効果があるのか?サロンで行われている脱毛とどう違うのか?分かりやすく解説していきます。

 まず、脱毛方法ですが、これは、エステで行われているフラッシュ脱毛とほぼ同様です。皮膚の色には反応しない、効果が無いレーザーを脱毛マシンから照射し、毛根部分で細胞分裂を行う毛母細胞のメラニンがレーザーの光を吸収して、高熱を発して、毛母細胞の細胞膜を破壊して、毛が生えてくる根源を処理していく手法です。

 一見、エステや脱毛サロンで行われているフラッシュ脱毛と同じように見えますが、脱毛マシンから照射される出力と効果が全く異なります。

 ご存知の方もいらっしゃるかと存じますが、医療機関で行われているこの医療レーザー脱毛ですが、法律で唯一、永久脱毛を許諾されている医療行為なのです。ですので、見た目は同じ手法で脱毛されているように見えますが、効果が全く違います。

 ですので、このレーザー脱毛はエステや脱毛サロンで受けることが出来ません。もし、行っているサロンがあれば、これは、法律違反という事で、注意が必要となります。

 逆に、医療機関で、エステや脱毛サロンが施術しているフラッシュ脱毛を採用している場合があるので、これは、法律違反ではありませんが、永久脱毛を期待して通う場合には、注意が必要です。

 

 では、実際に医療レーザー脱毛のメリットを見ていきましょう。デメリットは一番、分かりやすいところで1回あたりの料金がフラッシュ脱毛に比べて高額と言う点でしょうか?基本的には、エステの料金の2倍から3倍程度は覚悟しておく必要があるかと思います。ただし、サロンと異なる部分では、最近では取っているサロンも減ってきましたが、入会金や年会費、退会費用など、会員ではないので、こういった施術に無関係な費用は、存在しません。

 また、分かりやすい効果での比較ですが、エステの脱毛が苦手とする部分にも、レーザー脱毛はどんどん効果を発揮していくという点です。

 例えば、ほとんどの体毛の毛根と異なる毛根、ビキニラインやVIOラインなどのエチケットゾーンの毛や、ワキの毛、また、カミソリなどで自分で処理を繰り返して色が黒く太くなってしまった部分の毛や、男性の濃いヒゲなどがそうですが、こういった毛は、他の毛と比べて、皮膚の表面から深い位置にある事が多く、どうしても、エステなどで採用されているフラッシュ脱毛の出力では、毛根まで届きにくいという問題があります。その為、通う回数も効果を発揮させるために、数多く足を運ぶ必要がありますが、医療レーザー脱毛であれば、1回の施術で十分見えている毛の処理は完了できます。

 また、脱毛マシンの効果や、出力が強いということは、痛みも強いのではないかという質問もあるかと存じますが、たしかに、出力が強い分、痛みを感じるという事は否定できません。ただし、医療レーザー脱毛を施術する場所は、医療機関です。エステなどでは処方できない麻酔の用意がある事も、大きな違いと言えます。

 しかも、最近では、注射ではなく、塗るだけの表面麻酔(クリーム麻酔)や、鼻から吸い込むだけの笑毛麻酔といった、麻酔自体の技術も伸びているので安心です。

 短期間で通う回数をすくなく、しっかり効果もと言う場合は、クリニック、安い料金で回数通うのも問題ないという人はサロンといったところでしょうか?

 自己処理不要の状態にするという結果に対する費用は、どちらを選んでも結果としてはそれほど差はありません。

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この記事を書いた人
ミキ

ミキ

元美容クリニックのカウンセラーです!現在OL。家族とまったり暮らしています。カウンセラー時代にお客様から聞いた悩みなどを元に、脱毛選びのポイントをまとめています。料金面も考慮して、おすすめの医療脱毛を紹介します!


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