脱毛サロン・クリニックの予約当日の過ごし方
近年脱毛の技術が画期的に進歩し、今までは1本ずつ、せっせと処理していくような、しかも痛みを伴うような脱毛方法で、しかも、時間が掛かるために、高額になっていた処理ですが、今では、皮膚を傷めることなく、毛根部分だけにアプローチするようなエステや脱毛サロンで行われているフラッシュ脱毛(光脱毛)や、美容外科、皮膚科、形成外科などの医療機関で受けることができる永久脱毛の医療レーザー脱毛といった新しい技術ができあがり、広範囲を手軽に短時間で処理することができるようになりました。
その結果、短時間でできることにより、エステティシャンや看護師、医師の拘束時間が短くなり、低価格です。その影響もあり。さらに、消費者にうれしい話があり、低価格が実現できた影響で、エステや脱毛サロン、クリニックなどの新規参入が増え、日本全国どこでも、脱毛ができるくらいに、サロンやクリニックが増え、価格競争になってきました。つまり、誰でも、脱毛が気軽にできるようになったという事です。
手軽とはいっても、正しく脱毛を理解していないと、大変なことになります。当日はどのように過ごせばよいのか?確認していきます。
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脱毛当日の注意事項は?
脱毛当日までにムダ毛を自己処理しておこう
脱毛当日までに、脱毛をするパーツの除毛処理が必要になります。始めて脱毛をする人からすれば、不思議ですよね?脱毛をしてもらいに行くのに、なんで、当日までに、除毛する必要があるのか?気になりますよね?これは、脱毛マシンの脱毛のメカニズムが関係しています。脱毛マシンから照射される光やレーザーは、皮膚の色には、反応しないようにできており、毛根部分の黒色のメラニン色素に反応するようにできています。黒色のメラニンは、脱毛マシンから照射される光やレーザーを吸収しやすいという特性があり、光やレーザーを吸収したメラニンつまり、毛根は、高熱を持つようになり、この高熱が毛根を処理して、脱毛を完成させています。
もし、皮膚表面にムダ毛があった場合、生えているムダ毛に、多少なりとも、脱毛マシンから照射された光やレーザーが反応しないとも限らず、本来の効果が分散されてしまう可能性があります。
そこで、脱毛の効果をしっかり高めるために、脱毛当日までに、自己処理を済ませておく必要があるという事です。
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自己処理にはカミソリがお勧め
自己処理と言えば、現在は、ドラッグストアなど、量販店などで市販されている除毛グッズは数多くありますが、結論から言えば、カミソリを使用されることを推奨します。
これは、リスクの面からの意見になりますが、他の除毛グッズにはリスクがいっぱいあります。カミソリ以外で除毛と言えば、脱毛ワックス、脱毛テープ、毛抜きが代表格でしょうか?
脱毛ワックスは患部に塗ることにより、毛を溶かすという手軽で簡単に広範囲を施術できるので、人気ですが、皮膚が弱い人や、塗っておく時間を間違えて、長時間塗ってしまった場合、肌も溶かしてしまうと言った問題が発生します。最悪炎症を起こしてしまい、脱毛どころではなくなります。
脱毛テープも同様です。脱毛テープは現在も一部エステサロン、特にブライダル系のエステサロンでは、現在も使用されている脱毛法です。つまり、素人が行わない方が良いという簡単な理由もありますが、広範囲を一気に引きに剥がすのは良いのですが、毛以外の肌の角質まで引きはがしてしまう恐れもあり、おススメするのは難しいです。皮膚の炎症だけではなく、脱毛する際に、毛根部分にレーザーや光を照射するにしても、引きはがす時の力が強すぎて、毛根を傷つけてしまう事もあり、そうなると、脱毛も本来の効果を発揮するのが難しくなってしまいます。
最後に、毛抜きですが、これは、カミソリに次ぐ、スタンダードな自己処理方法として、人気のある施術と言えますが、毛抜きも脱毛テープ同様に、引き抜く際に毛幹だけを引き抜けるのであれば、問題ありませんが、毛根を傷つけてしまう可能性があるという事です。
また、別の問題を生じさせることもあります。毛抜きで毛を引き抜いている途中、毛包から毛幹を引きはがすことはできても、毛穴から毛を引き出す際に、途中で千切れてしまう場合です。もし、千切れてしまった場合、残された毛は、埋没毛として、体内に残ってしまい、思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
上述の通り消去法の結果ですが、カミソリによる自己処理がお勧めです。ただし、とは言え、カミソリも万能ではありません。毛だけではなく、実は、肌も削っています。ですので、脱毛当日から起算して2日程度前の日までに、処理を済ませておくことが必要です。もし、カミソリ負けするように、赤くにじんでしまうといったような人の場合は、少々、根が張りますが、3000円程度で家電量販店で購入できる電気カミソリがお勧めです。
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脱毛当日は、毛穴は露わで危険な状態
エステや脱毛サロンで行われる光脱毛にしても、医療機関で行われる医療レーザー脱毛にしても、脱毛後は毛穴は非常にデリケートな状態になります。脱毛後の毛根部分は、ヤケドに近い状態になっており、しかも、毛根は大きく開いた状態になっています。つまり、処置後の毛穴が露出している状態になっているという事です。そんな毛根部分に何か異物が入れば、大問題です。そこで、当日の脱毛後に気を付けたいことを説明していきます。
ただし、当日だけです、翌日には、毛穴は閉じていき、10日経てば、毛穴から毛は自然と抜け落ち、毛穴は確実になくなり、キメの細かい美肌になっていくことでしょう。
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スポーツは当日我慢しましょう
体を動かす行為自体に問題がある訳ではなく、新陳代謝を加速させる事を嫌います。具体的には、汗をかくことが危険ということです。汗自体は、純粋で問題が無いのですが、汗に含まれている油分に答えがあります。汗に含まれている油分は、空気中に浮遊している細菌類を呼び集めてしまうと言った問題点があります。
この細菌類がニオイを発し、体臭と勘違いさせるのですが、夏場のラッシュアワーの男性からの強烈なにおいなどが、これです。もっと言えば、部活動から帰ってきた時の靴下のニオイも同様で、汗の油分に付着した細菌類がニオイを発っしています。
つまり、汗をかくことで、その汗がもし、脱毛後の開いた状態の毛穴に入ってしまったら?細菌まみれの汗が、脱毛処理後のヤケド状態に近い毛穴に入ってしまったら、大変なことになってしまいます。
ですので、脱毛当日のスポーツは軽めであっても避けていただくことが望ましいです。
飲酒も気を付けて下さい。
お酒が毛穴にどんな影響を与えるのか?お酒を飲むのは口であり、毛穴ではありません。というご意見もあることでしょう。しかしながら、大いに関係あります。お酒には、当たり前ですが、アルコールが入っています。アルコールを体内に入れることにより、血液の循環が早まります。血液の循環が早まれば、新陳代謝を加速していきます。
冬場にお酒を飲むことで、暖かくなるのは、酔っ払っているという理由もありますが、新陳代謝が加速された状態でからだが、暑くなるという事なのです。
からだが代謝で暖かくなるという事は、発汗を伴うという事です。スポーツを避けてくださいと上述で述べましたが、同様のリスクがそこにあります。
ですので、脱毛当日の夜はお酒を我慢してください。明日からは問題ないです。
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薬の服用にも注意が必要
薬と脱毛…。もはや関係あるわけないでしょう。と、思われる人が大半かとおもいますが、もし、医師に言われて服用されている人は医師に相談する必要があります。
脱毛当日だけ服用を避ければ問題ないのですが、大多数の薬には、当たり前ですが、体調を整える為に服用します。身体に不具合がある部分を改善し、本来のあるべき状態に戻すために、体内活動を活発化させる要素が含まれていることが多く、つまり代謝を促進させる成分が入っている可能性が高いという事です。風邪薬、胃薬などは代表例です。
代謝が活発になれば、上述の項にもあるように、汗をかく可能性が大きくなり、脱毛当日に不向きです。もし、医師に言われて服用している薬であれば、一度医師に相談したうえで、脱毛を受けてください。また、店舗スタッフにも事前に伝えておくことがトラブルを未然に防ぐことにつながるので、医師にokをもらった後でも、しっかり店舗にも伝えておきましょう。
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当日のお風呂も危険がいっぱい
開いた毛穴でお風呂に脱毛当日は入らないでください。という内容です。人によってはこれをご覧になり、自分は毎日お風呂掃除しているし綺麗だから問題ないと反論される人もいるかもしれませんが、お風呂はいくら掃除しても、お風呂の温度は細菌類を集めやすく繁殖させやすい場所です。綺麗にしていても、間違いなくすぐに細菌が繁殖してしまいます。脱毛当日だけで良いので、湯船につかるのは我慢しましょう。
脱毛しているパーツだけ湯船につからなければ、問題ないでしょう。という人もいますが、温まれば汗をかきます。汗の問題については再三、この章で申し上げているので、割愛しますが、汗をかかないためにも、湯船につかることは避けましょう。
当日は、ぬるめのシャワーで済ませましょう。間違っても、スポンジタワシなどでごしごし洗うような真似は避けてください。
翌日からは問題なくお風呂タイムを過ごせます。
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