脱毛の定番と言える、両わき、ビキニラインといった気になる部分の脱毛に関して、自己処理、エステの脱毛、医療レーザー脱毛の観点から、通う回数や、脱毛の特長、パーツの特長から最適な脱毛方法や気になる料金、注意事項を説明していきます。料金の目安も各サロンごとに掲載中。

両ワキ脱毛するならどこがおすすめ？

両ワキ脱毛の特長

　永久脱毛のニーズが最も多いパーツです。電気針式脱毛を試みる人が非常に多いですが、ワキの下の皮膚はかなりデリケートなので、本来は過激な処理は控えていただきたいものです。永久脱毛ならレーザー脱毛にした方が良いでしょう。一時脱毛であれば、カミソリ、シェイバーで剃るか除毛剤の使用をお勧めします。テープやワックスは刺激が強すぎます。利き腕の反対側のワキを処理する時は十分気を付けて処理してください。

　両ワキは、各エステサロンやクリニック、脱毛サロンでトライアルコースとして、1000円程度の料金で予約を受け付けしています。しかも湘南美容外科クリニックでは5回コースや、中には、回数無制限などで行っているミュゼプラチナムなどが非常に安価な料金体系で実施しています。他のパーツの脱毛を検討している人も、まずは、体験して判断する為の試金石として利用される、まさに体験コースとしての意味合いも強くなってきています。

　また、自己処理しすぎて、黒ずみになっている人は、医療レーザー脱毛の方をお勧めします。これは、医療レーザー脱毛が出来たことに由来するのですが、そもそも、肌の色素沈着やシミ対策など美肌の為に作られた美容レーザーのマシンが起源です。施術中に、偶然、毛根の黒色のメラニン色素に反応していることに気づき、脱毛マシンとして成立することが出来るのではないか？といったところから、改良が加えられて、今の医療レーザー脱毛になっています。ですので、本来の目的はありませんが、カミソリなどの自己処理で繰り返した結果黒ずみになっている人などは、医療レーザー脱毛の方がよろしいかもしれないですね。

　また、これも効果を保証するものではありませんが、ワキガなど、ワキのニオイにも一定の効果があります。体臭自体はあまり日本人と言うよりは欧米の人の方が本来の意味での体臭が強く、日本人には意味のないものかもしれないのですが、この点は、この後説明します。

　体臭の元は、汗腺ではなく、アポクリン腺にありますが、レーザー脱毛のマシンには、ココに対しても一定の効果を発揮します。もし、ワキガなどで悩んでいる人には、脱毛だけではなく、こういったついでの効果も期待できるので、医療レーザー脱毛を検討してみても良いかもしれないですね。

ニオイとワキ脱毛の関係<

　また、先ほど、臭いと脱毛について後程説明するといった事を記載させていただきましたが、確かに上述の通り、臭いの元に対しての一定の効果が見込めますが、実際、日本人には、体臭が臭いと感じるほどのニオイを出すことはあり得ません。

　欧米の人のように、香水が必要になる程のニオイというのは、余りありません。加齢臭は別の話なのですが、実際、朝の通学通勤ラッシュなどでニオイを感じる時と言うのは、夏場が多くないでしょうか？冬場の通学通勤ラッシュと比較してみてください。夏の方がニオイを感じませんか？

　これは、実は体臭などではありません。ワキの汗腺から分泌される汗が原因です。汗自体には問題ありませんが、汗の中にある油分が問題で、この油分は空気中に浮遊している細菌類を呼び集めてしまうといった特長があり、その際菌類が発する臭いが強い為に、体臭のように感じてしまうといったメカニズムです。

　また、発汗してスグに流れ落ちてくれれば問題ないのですが、ワキに関して言えば、わき毛に付着してしまい、スグに乾燥しないので、ニオイとして残ってしまうという事です。両わきの脱毛をすることで、汗は捕まる場所を失うので、スグに流れ落ちていき、臭いの問題も解決してくれることでしょう。

　その為に、両ワキの脱毛をすると、汗の量が増えたと誤解する人もいるようですが、これは、汗の量が増えたのではなく、今まで毛の御蔭で捕まる場所があった汗が、捕まる場所を失い、汗を分泌するとそのまま、流してしまう為に、汗の量が増えたと感じてしまう事が原因です。

　また、脱毛マシンから照射される光は、汗腺にも、一定の効果があります。

　もし、ワキのムダ毛だけでなく、ワキのニオイも気になる人は、脱毛の検討をしてみて損はないでしょう。

両わき脱毛の料金や相場

　両わきの脱毛はどこのサロンでも非常に手軽な料金になってきています。

　安価なサロンをピックアップしてみました。参考にどうぞ。

※キャンペーンの料金ではなく、定価ですので、ご注意ください。

ビキニライン脱毛の特長

　夏が近づくと大人気パーツに早変わりするビキニライン。別名、その形状からVラインと呼ばれているパーツです。うねった毛が密集しており、生え方も、方向もバラバラですので、テープやワックスによる処理は禁物です。また、肌もやわらかく、刺激に弱い為、電気針脱毛も避けたい場所です。自己処理の場合はカミソリによって剃るか、ワックスなどで溶かす方法を推奨します。

　脱毛サロンやクリニックでの処理を望まれる人には、結論から言えば、どちらも問題なく施術が出来ますが、細かい部分で異なります。

　まず、パーツの設定です。ビキニラインを一言で言えば、本来は、水着の下の前の部分のはみ出しそうな逆三角形の部分を対象としているのがビキニラインです。ですが、今では、ビキニラインの上と下、サイドといったように複数パーツで分けているサロンやクリニックもありますので、注意が必要です。こういった区分けが無ければ、単純にビキニラインからはみ出しそうな部分とご理解ください。

　また、基本的には、施術の際は、紙パンツに履き替えての施術になります。その為、生理中の施術は基本的に断られますので、生理の予定日を確認しながら、毎回予約を取る必要がありますので、お気を付け下さい。間違って、キャンセル料を支払うのは勿体ないです。

　また、痛みに関してですが、神経が近くを走っているということもあり、痛みをどうしても伴ってしまいます。痛みが苦手な人は、医療レーザー脱毛を選択して、麻酔の処理をお願いすると良いでしょう。

　麻酔の場合ですが、注射を指すような注射での処理ではなく、現在では、塗るだけで効果を発揮する表面麻酔や、麻酔クリームなどが用意されているので、安心です。ですが、すべてのクリニックに表面麻酔の用意があるとは限らないので、事前に確認しておくと良いです。

　ちなみに、当サイトに掲載されているクリニックには、全て麻酔の用意があるのでご安心ください。

　効果という点ですが、毛の色が他のパーツと異なり、色が濃く、太さも比較的太い毛が多く、そういった毛の特長ですが、毛根の位置が深い所にありますので、脱毛マシンの出力が若干弱い、エステの光脱毛だと、届きにくい場合があります。完全にツルツルの状態にしたいという場合は、６回以上の通いは必要になってくるでしょう。ただし、１回の施術で見えるところはしっかり、処理してくれます。

　医療レーザー脱毛であれば、高出力の脱毛マシンなので、大体５回から６回程度の通いで完全に自己処理不要のツルツルの状態になります。

また、これは、脱毛本来の効果と言う意味ではありませんが、上述のニオイという点でも、効果を発揮します。女性器からのニオイに関しては、半分以上が、両わきのケースと同様に、汗に集まる細菌のニオイが原因です。女性器周辺の毛を処理することで、臭いの根源である汗が付着する部分を無くし、臭いを処理する効果が期待できます。医療レーザー脱毛であれば、臭いの根源にも効果を発揮する点は、上述の通りです。

　施術後、大体１０日程度で処理した部分から毛が抜け落ちます。また、抜け落ちた毛穴はしっかり閉じていくので、見た目もキレイになります。もちろん、すべてを処理するのではなく、デザイン脱毛と言って形を整えるといった事もできるので、初回のカウンセリング時に相談してみてください。

　また、最近では、ビキニラインだけではなく、付近のIライン（女性器周辺）とOライン(肛門周辺)を総称してVIOラインと言い、セットで処理する人も増えてきています。よくキャンペーン名で出てくるハイジニーナというのも、同義です。

ビキニライン(Vライン)の料金の相場

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※通常料金で表記しています。