現在、脱毛サロンは数多くあり、色々なタイプの脱毛サロンが出てきました。「VIOライン(ハイジニーナ)」のコースで最近、意外と人気になっている老舗中堅サロンの「ピュウベッロ」が安いと言われており、月々3000円で済ませられるというサービスや脱毛の内容を見ていきます。また、本当に安いのか？「ピュウベッロ」のアンダーヘアの料金についても他社と比較しながら見ていきます。

ピュウベッロの月額3000円のVIO脱毛はお得？

ピュウベッロの脱毛の効果

　ピュウベッロの脱毛の方法は、最近一般的になっている「光脱毛(フラッシュ脱毛)」です。
　脱毛をしたいパーツに向けて、脱毛マシンから光を照射するだけです。照射後10日前後で患部の毛穴から自然と毛が抜け落ちていきます。

手軽に広範囲を処理できる

　このピュウベッロの光脱毛は毛根の成長サイクルを利用した脱毛方法です。
　毛根の仕事は毛を伸ばすことです。毛根では、毛を伸ばすために血液から栄養を受け取った毛母細胞が細胞分裂を繰り返します。この細胞分裂に併せて、アジア系の人の特長ともいえる黒色の毛にするために、毛母細胞では、黒色のメラニンを排出します。

　この黒色のメラニン色素は脱毛マシンの光を吸収しやすく、この光はすぐに高熱に変わり、この熱が毛母細胞の細胞膜を処理します。
　この結果、毛根では毛を伸ばすために細胞分裂を行う事が出来なくなり、結果として脱毛を成立させています。
　ちなみに、毛根の黒色のメラニンに反応する仕組みなので、日焼けした肌には処理ができず、予約を断られます。

　エステティシャンは、脱毛したいパーツに光を照射するだけなので、従来の1本ずつ毛根を処理する手法と異なり、短時間で広範囲を処理できるというメリットがあります。

何度か通って効果を発揮する

　ただし、この光脱毛にも欠点はあります。
　この光脱毛は上述の項でもお伝えしたように、細胞分裂を行っている毛根に向けて、光を照射しています。ところが、細胞分裂を行っている体毛は、体毛全体から見ると、2割程度、多くて3割程度になります。
　他の体毛は眠った状態にあり、それらが成長するタイミングで都度通う事で、希望のパーツの脱毛が完了します。
　つまり、何度と足をサロンに運ぶ必要があるという事です。
　ちなみに、一般的に言われているのが、 1回の間隔は2か月から3か月程度の間隔で、6回程度の通いが通例です。

VIOラインは回数通う必要がある

　夏が近づくと水着からムダ毛が見えてしまわないように、アンダーヘアの処理の為に、ビキニラインやVIOラインの脱毛は大人気コースに変わります。

そもそもVIOって具体的にどこ？

　ちなみに、この「VIO」の意味は、そのパーツの形状から発想された言葉で、「V」はビキニライン、水着の足の付け根の形状から、そのように、呼ばれており、「I」は女性器周辺で、「O」は肛門周りになります。
　また、同義語的に扱われている「ハイジニーナ」ですが、こちらは、いわゆる「パイパン」と言う、アンダーヘアの毛が全くない状態、ツルツルの状態の事を言います。見た目だけではなく、清潔さを保つとか、臭いが気になるといった理由でハイジニーナにする人も近年増えています。

毛根の位置が他のパーツより深い位置にある

　このVIOラインですが、他の体毛と異なり、通う回数が多くなります。
　これは、ピュウベッロだけの話ではなく、光脱毛を採用している他のサロンすべてに言えます。
　そもそも、脱毛の効果を発揮するためには複数回通う必要があることは以下の通り、説明させていただいておりますが、

[参考]何度か通って効果を発揮する

　VIOラインの体毛のように、色が濃くて、太い毛の毛根は、他のパーツの体毛と比較すると、毛根の位置がより深い位置にあることが多く、脱毛マシンの光が他のパーツと比較すると届きにくいという問題があり、通う回数が他のパーツですと、一般的には6回程度という言い方をしているサロンが多いですが、形を整えるといったVIOラインではなく、 ハイジニーナ、つまり、完全にツルツルの無毛の状態を目標とした場合、10回程度の通いは最低でも必要になります。
　ただし、形を整えるといったような場合は、どの程度まで処理するのかによって変わってきます。

目の前の夏までに間に合わない？

　いずれにしても、何度か通わないと、見た目に効果を実感できないという事で、目の前の夏に備えたいといった緊急的な対応には不向きなのではないか？といった話も聞きますが、考え方によっては、他のムダ毛対応策と比較すると、一番、良い方法であることには変わり有りません。

　確かに、数回通わなければ、自己処理不要のツルツルのムダ毛の無い毛穴を手にすることはできません。
　ですが、光脱毛の脱毛方法であれば、 その場しのぎのケースにだって対応は可能です。また、見た目も他のムダ毛処理よりはお勧めできます。

　ピュウベッロに来店して処理した日から、7日から10日前後で、 自然と見えている毛が抜け落ちてきます。見えている毛はこれで処理でき、見えていない毛は眠っているので、2か月程度は、目に見えてくることはありません。
　その場しのぎの処理であっても、光脱毛であれば、問題なく対応できます。

　カミソリなどで処理しても、毛の輪切り上が見えてしまいますし、毛抜きでは、時間がかかり、脱毛ワックスや脱毛テープだと皮膚を傷める可能性もあり、見た目などの効果を考えると、その場しのぎの目的であっても、ピュウベッロの光脱毛はオススメですよ。

ピュウベッロのVIOの脱毛料金

　ピュウベッロのVIO脱毛の料金ですが、1回の場合は11,500円、3回で32,000円、6回で47,800円です。ですが、現在、 6回の通いで30,000円(税別)で、施術を受けることができます。

【ピュウベッロのVIO脱毛の料金表】

回数	料金(税別)
1回	11,500円
3回	32,000円
6回	47,800円→ 30,000円

　ピュウベッロの6回のVIOラインの処理料金は非常に安価ですが、6回なので、通う間隔を考えると、 月額で算出すると月3000円前後の負担で、VIOが処理できるという金額になります。
　月3000円前後と考えると、美容院に通う間隔でサロンに通えますよね。
　とは言え、人気のサロンと料金を比較してみると実際安いのかどうか見えてきますよね？比較してみましょう。

ミュゼプラチナムと比較

　脱毛と言えば、ミュゼプラチナムですよね？ミュゼプラチナムにもVIOラインのコース設定があります。2種類料金体系があり、通常のプランが レギュラープランという名称で4回72,000円のプランと、 平日の12時から17時の来院が契約条件になりますが、 デイプランというもものがあり、 4回60,000円の２つのプランがあります。
　いずれのプランも ミュゼのアプリをダウンロードすると半額になります。

【ミュゼプラチナムのVIO脱毛の料金表】

プラン名	レギュラープラン	デイプラン
プラン内容	通常のプラン	13時～17時の予約
回数	4回	4回
料金(税別)	72,000円	60,000円
アプリ ダウンロード キャンペーン	36,000円	30,000円

ミュゼプラチナムと料金比較します。回数と料金が両者とも異なるため、1回あたりの料金で比較します。

【ピュウベッロ1回あたりの料金】

ピュウベッロ

5,000円

【ミュゼプラチナム1回あたりの料金】

プラン名	料金	キャンペーン適用
レギュラープラン	18,000円	9,000円
デイプラン	15,000円	7,500円

エピレと比較

　TBCのライト脱毛だけをサービスにしたTBCのカジュアル路線のエピレとの料金比較をします。エピレのVIO脱毛は6回56,100円(税別)で、 初回キャンペーンが2回6,000円のキャンペーンを実施しています。

【エピレのVIO脱毛の料金表】

プラン内容	回数	料金(税別)
通常料金	6回	56,000円
初回キャンペーン	2回	6,000円

　プラン内容がエピレとピュウベッロでは、回数と料金いずれも違うので、分かりやすく1回あたりの料金に換算してみます。

【ピュウベッロ1回あたりの料金】

ピュウベッロ

5,000円

【エピレ1回あたりの料金】

プラン内容	料金
通常料金	約9,300円
初回キャンペーン	3,000円

銀座カラーと比較

　脱毛サロンの老舗、銀座カラーとピュウベッロのVIO脱毛の料金で比較してみましょう。銀座カラーでは、6回151,152円(税別)となっており、少々高額です。

【銀座カラーとピュウベッロのVIO脱毛の料金比較】

サロン名	銀座カラー	ピュウベッロ
回数	6回	6回
料金(税別)	151,152円	30,000円