カミソリなどのムダ毛の自己処理に潜むトラブルとは?
  ドラッグストアなどの除毛、脱毛のムダ毛対策グッズコーナーは、数多くの商品が並んでいます。以前はカミソリが中心でしたが、毛抜きや、除毛クリーム、脱毛ワックスなど色々な商品が出てきています。
 それぞれの除毛グッズ、脱毛グッズに潜む問題点やリスクなどを紹介してまいります。

人気の除毛・脱毛グッズの問題点とは?

1.カミソリ
2.除毛クリーム
3.毛抜き
4.脱毛ワックス
5.毛抜きと脱毛ワックスに共通して言える問題点
6.すべての自己処理に共通して言える問題点


1.カミソリ

 ムダ毛の自己処理と言えば、一番の王道が、このカミソリではないでしょうか?
 最近では、間違って横に刃を走らせないようになっていたり、保護ジェルやクリームが内蔵されているカミソリまで出てきました。
 また、肌の保護だけでなく、カミソリとしての機能面でも、3枚刃、4枚刃といった結果も一昔と異なる水準までカミソリは進化しています。

 ここで紹介させていただく自己処理の中では、一番、肌へのトラブルや結果といった部分、費用面で考えても、一番費用対効果の良いムダ毛の自己処理グッズと言えますが、カミソリの問題点を挙げると、逆剃りです。

 本来カミソリは、ムダ毛の流れに逆らわないように剃るように、説明書には記載されていますが、残念ながら、キレイな毛のない状態にするためには、毛の流れに逆らう逆剃りをしなければ、ムダ毛の無いキレイな肌には見えません。

 ただし、逆剃りはリスクが多いです。細い一般の体毛であれば、それほど問題点は出にくいですが、毛の色が濃く太い毛などは、逆剃りを行うと、剃るというより、毛に刃をひっかけて、引っこ抜いている事が多く、その結果、引っこ抜く際に他の組織を傷つけてしまい、出血してしまうリスクがあります。

 また、除毛しているときにキレイに剃れたとしても、実は組織を気を傷つけてしまい、翌日に除毛した箇所をみたら、ニキビのように毛穴周辺にブツブツの凹凸ができてしまった経験をされている人もいるのではないでしょうか?

 逆剃りは基本的にNGです。しかもカミソリを使い捨てで利用されている人は少なく、普段からお風呂場に置きっぱなしなど、クリーニングせず、保存、保管状態も悪く、細菌類が湧いている状態で繰り返し利用している人も多く、出血などのリスクがあるにも関わらず、清潔でないカミソリで処理を行う事は、勧めできません。


2.除毛クリーム

 カミソリ自体色々、技術に改良がくわえられ、剃りやすい、カミソリが増えてきましたが、それでも、剃る人の技術に大きく依存します。使い方を間違えば、出血のリスクを背負います。
 そこで、次に人気になっているのが、この除毛クリームです。
 使い方は極めて簡単で、ムダ毛が気になる箇所にクリームを塗るだけです。塗った後、しばらく放置しておくと、クリームの中にある酸が毛だけを溶かし、シャワーで軽く流すだけで、ムダ毛処理が完了します。
 除毛クリームのメリットは、カミソリと異なり技術差が無く、塗るだけで、処理できるという点です。

 ところが、この除毛クリームにも問題点があり、酸で溶かしているという事で、敏感肌の人であれば、シャワーで流した後、肌がヒリヒリして、お風呂に浸かれないといった人もいるでしょうし、除毛後、数日間は洗うと、痛いとか、赤みが出てきたなど、肌トラブルが多いというのが、除毛クリームの問題点です。

 誰でも技術差なく、ムダ毛を処理できるのですが、敏感肌の人には不向きの処理方法です。事前に必ず、少量でテストを行ってみて、肌に悪影響が無いか、確認してから利用しましょう。


3.毛抜き

 カミソリや除毛ワックスのように、簡単に広範囲を処理することはできません。
 とは言え、昔から人気のムダ毛処理方法になっているのが、この「毛抜き」です。

 カミソリや除毛ワックスは広範囲を処理できますが、処理するのは、毛幹でも毛穴から露出している部分だけで、処理した後の肌には、毛の断面図が残り、太くて、色の濃い毛の断面図は黒すみのように見えてしまいます。
 簡単に処理できる反面、処理後の見た目に問題を感じている人が選ぶのが、この毛抜きです。

 1本ずつ処理するという面倒さがありますが、毛の断面図が皮膚表面に残らないので、見た目を気にする場合には、オススメのムダ毛の自己処理方法と言えます。
 
 ただし、もちろんメリットがあれば、デメリットがあります。
 この毛抜きですが、毛根を引っこ抜くのではなく、毛根から生えている毛幹を引き抜くのが一番きれいで、傷をつけない使用方法ではありますが、上手く処理しないと、毛根を傷つけてしまったり、中には、毛根ごと引き抜いてしまい、処理した後から毛が生えてこなくなるという問題があったりします。
 一昔、安室奈美恵さんをマネして、眉毛を毛抜きで抜くことがブームになりましたが、ブームが去って、眉毛の形を変えたいと思っても、引き抜いた部分から毛が生えてこなくなってしまったという話が新聞を賑わせたときもありましたよね。

 毛抜きは除毛というよりも脱毛という色合いが強い、自己処理グッズと言えますね。

4.脱毛ワックス

 脱毛ワックスは専用のワックスをムダ毛の処理したい部分に塗布して、その上に専用のシートを張り付けて、シートとムダ毛を粘着させて、一気に引きはがすことで、ムダ毛を引き抜く処理です。

 この手法のメリットは、毛抜きが1本1本処理していることに対して、ムダ毛を一気に引き抜けるところにあります。カミソリや脱毛クリームのように、同じ広範囲を処理できても輪切りの毛が残らないように、処理できるので、結果だけを切り出すと、毛抜きを広範囲に同時に行ったような処理結果が出せるという点です。

 ここまで説明すると、画期的な自己処理方法という側面に高い魅力を感じますが、問題点もあります。ワックスで引きはがす際に、皮膚表面を同時に引きはがしてしまう可能性もあり、また、ワックスの成分が皮膚に合うかどうかといった問題もあります。

 また、更に問題なのが、脱毛ワックスは同時に数多くの毛を引きはがすので、技術力も必要で、上手く引きはがさないと、とてつもない痛みが広範囲にわたって起こります。上述のような問題もあり、ブラジリアンワックスの専門店ができているように、できれば、脱毛ワックスの専門店で処理されることをお勧めします。


5.毛抜きと脱毛ワックスに共通して言える問題点

 毛抜きと脱毛ワックスに共通して言える問題点もあります。両者に言えることは、カミソリや脱毛クリームと異なり、毛を引っこ抜くので、輪切りの毛の断面が残らない事ですが、技術力が無い場合、毛根を傷つけてしまう点です。

 もし、将来的に、 医療レーザー脱毛や光脱毛を利用したいと思ったときに、効果を発揮できなくなる可能性があるという事です。
 医療レーザー脱毛やエステや脱毛サロンで利用されている光脱毛は、毛根部分が細胞分裂を行うときに分泌する黒色のメラニン色素が、光やレーザーを吸収する特性を生かし、集めた光やレーザーを熱に変えて、毛根を処理します。

 もし、毛抜きや脱毛ワックスでうまく、毛根から毛幹を引きはがせず、毛根を傷つけてしまうと、黒色のメラニンの分泌がうまく作用しなかったり、光やレーザーを吸収することがうまくいかず、本来の効果を得られないといった問題点が出てきます。
 将来的に医療レーザー脱毛や、エステや脱毛サロンで光脱毛を利用する予定有る場合は、毛抜きや脱毛ワックスの利用は避けてください。


6.すべての自己処理に共通して言える問題点

 カミソリ、毛抜き、脱毛クリーム、脱毛ワックスなどの除毛処理、脱毛処理、すべてに言える欠点としては、見えない部分の処理です。
 例えば、脱毛サロンなどでも人気の部位であるビキニライン(Vライン)やVIOラインなどのアンダーヘアの処理であったり、背中の脱毛など、水着を着る夏場には大人気のパーツの処理は、自己処理の場合は、いずれも鏡を利用しなくてはなりません。

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